家庭と社会は全く異なる
家庭は、社会の延長にあるものではない。
それは、あらゆる社会の根底にあるものなのだ。
家庭の中に、
仕事や社会、法律、常識、通念を持ち込んではいけない。
さもなければ、家庭はその本来の役割を果たせないだろう。
愛は家庭の中にあり、金は社会の中にある。
家庭の中に慈愛がなければ、一体どこでそれを得られると言うのだろう?
社会の中には打算的なマインド、駆け引きのルールしかないのだ。
人間はもう一度、家庭という人間の活力の源泉を取り戻さねばならない。
社会や技術、文明ばかりが急速に進歩した一方で、
親愛や家庭、個人のハートは置き去りにされてきた。
内的な貧困、内的な問題はずっと先送りにされて来た。