『地獄』は死んだ後に存在するものでは無い。 生きているうちに経験するものだ。

行き過ぎた贅沢と放蕩こそ、 社会と家庭を堕落させた。

花の香りは、花の言葉なの... By 菊池霊鷲

世界に存在するのは、この『現在』だけだ。 『過去』は、もうどこにも無い。 世界のどこを探しても、『過去』は決して見つからないだろう。 『過去』は、記録の中にしか無い。それはもう去ったものだ。

体験は現在に属し、情報は過去に属す。 現在は体験の連続であり、過去は情報の連続である。 体験は人を強くし、情報は人を弱くする。 前者は自分だけのモノであり、後者は他者からのモノだ。 体験を重ねれば、迷いはいよいよ少なし。 情報を集めれば、迷いは…

人生は『流れ』だ。 そこには、終わりも始まりも無い。 ひたすら続いていく道だ。 『考え』ではなく、『慣れ』が必要だ。

人生はいつもギリギリ。 みんなギリギリのところを生きている。

この世界だけが存在する。 『あなた』は存在しない。

『あなた』は何も持たずにこの世界にやって来た。 そして、何も持たずに去っていく。 この世界に『あなた』本来のものは何一つとして存在しない。 この世界は『あなた』以外の存在だけで成立している。 それを忘れてはいけないよ。

欠は満ち、完は干く。 谷は潤い、山は燥く。

行為は主体的なものだが、瞑想は客体的なものである。 瞑想では、あなたは『客人』なのだ。

存在は決して思考しない。 思考は決して存在しない。

『過去』は記録するものであって、 決して存在するものではない。

全ては神が選ぶことだ。 あなたは選択することができない。 選択こそが『苦痛』を生む。 だからこそ、人は神に取り憑かれるべきだ。

自分自身と敵対すれば、あなたは何もできない。 あなたはどこにも辿り着けない。

度を過ぎた『独り言』は病気だ。 言葉には常に対象と目的が存在するが、 『独り言』にはその理解がない。

自我は、他者によって生じる。 それは本当の『あなた』では無い。

全てのメディアには必ず、対象と目的が存在する。 つまり、静黙だけが独りになる唯一の術なのだ。

自我とは、意思そのものだ。 それは常に、どこかへ向かおうとする。 あなたに努力させようとする。

『過去』に縛られている全ての人たちに贈りたい。 世界に存在するのは、今この『現在』だけだ！ 『過去』はもう、そこにも無い。 世界中のどこを探しても、決して『過去』は見つからないだろう。 それは記録の中にしか残らない。 『過去』なんて、人間の心の…

人生とは『慣れ』である。 それは決して『考え』ではない。 慣れることによって人生は開放的、流動的になり、 あなたは『幸せ』になる。 考えることによって人生は閉鎖的、固定的になり、 あなたは『惨め』になる。 『流れ』に従えば、それはあなたを『未来…

安心安全こそ、最も危険である。 それはあなたを油断させ、あなたを骨抜きにしてしまうからだ。

師匠(teacher)、長老(master)は人に教える存在だ。 士官(officer)、将官(leader)は人を率いる存在だ。

金を持つがゆえに、虚ろになる。 権を持つがゆえに、孤りになる。 位を持つがゆえに、惨めになる。 何故なら、上には上が居るからだ。

標的は全体の30%に絞るべし。 決して全部を取りに行ってはいけない。 あなたを相性が合う人は、 全体の30%しか居ないのだからね。

入口を増やし、出口を減らす。 これが基本だ。

相手に応えることができる人は、相手に合わせる必要がない。 応えてあげれば、相手があなたに合わせてくれるようになるからだ。

理性の人には学で応えよ、 感性の人には芸で応えよ、 知性の人には禅で応えよ。 これが正しい形式である。

相手の頭の良さを知りたければ、会話してみることだ。 知能の高さは、言葉(口)に表れるからだ。 相手の腕の良さを知りたければ、手際を見てみることだ。 技能の高さは、行為(手)に表れるからだ。

欲望は、あなたが満たされていないがゆえに起こるもの。 『信愛』が無いがゆえに、欲望という代替が必要なのだ。