「ヨーガ・瞑想 from 香川」

ヨーガ・瞑想・占星術などを香川県丸亀市から発信❗️

音の瞑想法

宗教性の原則

Somebody(誰か)、Something(何か)が、 物質・世俗・外面・客体・自我である。 Nobody(誰でもない)、Nothing(何でもない)が、 精霊・神聖・内奥・主体・真我である。 物質・世俗・外面・客体・自我は見られることはできても、 見ることができない。 精霊・神…

空っぽの道と、充ちる道と

『無』と『全』は、まったく同じことである。 『空』と『充』も、また同じく。

主観は『Somebody』であり、それは幻影である。 客観は『Nobody』であり、それは実在である。 理智は群衆の主観であり、直感は各個の客観である。 故に主観は虚偽であり、直感は真実である。

体験と情報と

体験は現在に属し、情報は過去に属す。 現在は体験の連続であり、過去は情報の連続である。 体験は人を強くし、情報は人を弱くする。 前者は自分だけのモノであり、後者は他者からのモノだ。 体験を重ねれば、迷いはいよいよ少なし。 情報を集めれば、迷いは…

この世界の中の『あなた』

『あなた』は何も持たずにこの世界にやって来た。 そして、何も持たずに去っていく。 この世界に『あなた』本来のものは何一つとして存在しない。 この世界は『あなた』以外の存在だけで成立している。 それを忘れてはいけないよ。

行為は主体的なものだが、瞑想は客体的なものである。 瞑想では、あなたは『客人』なのだ。

存在は決して思考しない。 思考は決して存在しない。

人生はまさに『慣熟』なり。

人生とは『慣れ』である。 それは決して『考え』ではない。 慣れることによって人生は開放的、流動的になり、 あなたは『幸せ』になる。 考えることによって人生は閉鎖的、固定的になり、 あなたは『惨め』になる。 『流れ』に従えば、それはあなたを『未来…

思索と観照によって、真実が明らかになっていく。

死と生は、どちらも避けられない。 しかもそれらは選べない。 これが人間だ。これが人生だ。

ビジネスは『プロミス』だ! スピリッチャルは『ギャンブル』だ!

『合理』は『不合理』のためにある。 人はまず『不合理』から始まる。 しかし、学校や社会で『合理』を学ぶ。 そうやって、より機械的な大人となっていく。 自らの直感に従わず、打算で行動するようになる。 『合理』は理路整然としているが、そこに自由はな…

真実は、その自らの内に矛盾を含んでいる。 しかし、それを『矛盾』として認識するのは人間の『心』だけだ。 『心』を落とせば、『矛盾』も消える。 瞑想によって『心』が落ちれば、 『矛盾』による葛藤も癒される。

真実は『ただそうある』としか言いようがない。 説明することもできないし、定義することもできない。 真実は究極に不条理で、非言語的である。

自己を意識しているとき必ず、 同時に他者をも意識している。 他者を意識しているとき必ず、 同時に自己をも意識している。 だから『自他』という意識を一度傍に置く必要がある。 両者はセットで存在する。 ゆえに、両方が同時に消えない限り、 静寂は決して…

ゼロだけが一つ(ワンネス)だ。 ゼロだけが全体だ。 ゼロだけが『誰でも無い』だ。

意識の中身が『空っぽ』の時のみ、 幸福で満たされる。

自らの自我(感覚、感情、思考)から離れよ。 超越しようとするな、ただ離れよ。 解決しようとするな、ただ離れよ。

〜 カビール 愛の瞑想 〜

聖なる沐浴場には、水しかない。 そこで私は沐浴した。だからそれらが無益なことを知っている。 偶像にはみな命がない。偶像は喋れない。 私は偶像を大声で叫んだ。だから私は知っている。 プラーナやコーランはただの言葉だ。 幕を上げ、私は見た。カビール…

〜 カビール 愛の瞑想より 〜

あなたは客観的ではない。 想像力が働き続け、願望を成就させようという思いが働き続け、 欲望は物事を粉飾し続ける。 マインドを完全に無視しない限り、 ありのあまの物事を見ることは絶対にできない。 現実が見えるのは、ハートを通して見るときだけだ。

〜 カビール 愛の瞑想より 〜

私たちは「既知のもの」しか探求しない。 しかし既知のものしか探求しない人は、決して神を知ることはない。 既知のものを求める人は、型にはまった動きをすることになる。 そういう人は機械的になる。知られざるものを求めなさい。 マインドは知られざるも…

〜 カビール 愛の瞑想より 〜

愛の人は、 『明日はどうなるのか?』 『最後はどうなるのか?』 と思い悩んだりしない。 愛の人は結果志向ではなく、『旅すること』が目的だ。 その旅は途方もなく美しい。 愛の人は、 瞬間に、目の前のものに没頭している。 それが愛の人の瞑想だ。 自分の…

〜カビール 愛の瞑想より〜

現代人のハートは、すでに鼓動しなくなっている。 これこそが現代人にとっての唯一の問題だ。 現代人は頭の中で引き止められている。 私たちは、頭のための訓練を嫌というほど受ける。 その一方で、ハートはなおざりにされて無視されてきた。 私たちは、感性…

あなたの記憶と想像が、あなたの『現在』を脅かしている。 記憶力と想像力が優れた人物ほど、人生に苦しむことになる。

目を閉じれば、わかる。 普段、如何に視覚の情報に振り回されているかを。 現代では、人間は五感を使い過ぎている。

感覚を休ませ、感情を休ませ、思考を休ませる。 現代社会では、人間はあまりにフル稼働し過ぎている。

心を空っぽにしたければ、まずは『自分』を空っぽにすべし。 世界と一体になりたければ、まずは『自分』を持たぬことだ。

感覚(体)、感情(心)こそが静寂を乱す。 感覚(体)、感情(心)から欲求、欲望が生まれ、 欲求、欲望から行動、思考が生まれる。 それらから距離を取って離脱しなければ、安らぎはない。

自分の感覚、感情、思考を信用してはいけない。 決してそれらに巻き込まれてはいけない。 まるで他人であるかのように、油断なく見守るべし。 それが瞑想だ。

沈黙であれ。 沈黙は決して夢を見ない。 沈黙だけが、想像を破ることができる。