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信じやすい人ほど、実際は疑いやすくなる。

信頼の人は、信じる必要がない。だから疑うことも必要ない。

そもそも他者をアテにしてない。

全く戯れの中にある。

だから誰にも、彼を捕まえることはできない。

信頼の人は、完全に自由なのだ。

疑いを落としたければ、

まず先に信じることを落とさなければならない。

信用は部分的だ。条件付きだ。

それ故に疑惑が生まれる。

しかし、信頼は全体的だ。無条件だ。

だから信頼の人は、完全に超越している。

全く無関係なのだ。

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我慢して、自分を抑える生き方を選べば、

いずれ他の誰かを恨むことにあり、

誰かをアテにする生き方を選べば、

そのうちその人への悪口を言うようになる。

どちらも避けよ！

愛がなければ虚しく、金がなければ貧しいままだ

愛は家庭の中にこそあり、

金は社会の中にこそある。

家庭の中で愛を生み出せなければ、他のどこへ行っても

あなたは愛の欠乏に苦しむことになる。

社会の中で金を生み出せなければ、他のどこへ行っても

あなたは金の欠乏に苦しむことになる。

愛がなければ、

いくら金があっても、人生は虚しいままだろう。

金がなければ、

いくら愛があっても、人生は貧しいままだろう。

私たちは、この問題を解決しなければならない。

家庭と社会は全く異なる

家庭は、社会の延長にあるものではない。

それは、あらゆる社会の根底にあるものなのだ。

家庭の中に、

仕事や社会、法律、常識、通念を持ち込んではいけない。

さもなければ、家庭はその本来の役割を果たせないだろう。

愛は家庭の中にあり、金は社会の中にある。

家庭の中に慈愛がなければ、一体どこでそれを得られると言うのだろう？

社会の中には打算的なマインド、駆け引きのルールしかないのだ。

人間はもう一度、家庭という人間の活力の源泉を取り戻さねばならない。

社会や技術、文明ばかりが急速に進歩した一方で、

親愛や家庭、個人のハートは置き去りにされてきた。

内的な貧困、内的な問題はずっと先送りにされて来た。

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信頼は、全ての信用と疑惑を解かし去る。

信用ゆえの利益と疑惑ゆえの損失の両方を取り除く。

そのようにして、ようやく真の友情、真の親愛が芽生える。

信用と疑惑は、どちらも取り除かねばならない。

さもなければ、人間の心は依然、傷病を抱えたままに留まるだろう。

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人を利用しようとする者は、

必ず逆に利用されるハメになる。

何故なら、社会では誰もが他人を食い物にしようと待ち構えているからだ。

社会は、今やその全域が市場原理に冒されている。

誰もが取引思考に陥り、誰もが見返りを求めている。

この状況は恰も、乞食がまた別の乞食に恵みを要求しているようなものだ。

病人が、他の病人を治そうとしているようなものだ。

これには無理がある。

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人間は、自らが本当に求めているものを

突き止めねばならない。

そうやって、ようやく充足が始まるからだ。

探求をやめなさい。

既にある充足を思い出しなさい。