過ぎ去った日々と人々に
過ぎれば是、異なる日。
過ぎれば是、異なる人。
過ぎ去った日は、もうその日ではない。
同じ日は、もう二度と来訪しない。
過ぎ去った人は、もうその人ではない。
同じ人とは、もう二度と出会えない。
この世界では、あらゆるものが変移していく。
天のように、
瞬間瞬間にあらゆる形相が変わっていく。
気象は刻々と変移して、もう二度と同じ条件にはならない。
天の生き方は美しい。
昔がどうだったとか、先のことなんて考えず、
現在のまま、素顔のままに流れていく...。
どんなゴールも、どんなスタートも持たず、
ただプロセスだけを持つ。
『流れ』に徹した生き方が、なんと美しいことか...。
天は自ら言わずして、自ら教えている。