2018-08-31 ■ ひとりごと ヒプノシス 記憶の中に、多くの宝が眠る。 ある一定の感情、感覚が起こったとき、 過去の記憶がフラッシュバックするときがある。 個人の体験は深い。 それは自分ひとりの世界だから。 独りでなければ、自らの深みまで下りられない。 その『独りの状態』のことを、古人は『瞑想』と呼んだ。 もしかすると それは単なる思い込みなのかもしれないが、 その体験の深きに虚偽はない。 集合的な体験はたいてい軽薄なものだが、 個人ならではの体験は、他者が想像できないほどに深い。 瞑想が『内なる秘宝』だと言われる所以である。