本来、日本は自営業の国
そもそも日本人の気質は組織に向いていない。
この国は本来、自営業の国であった。
日本人は浅さよりも深さで、思考よりも感覚で勝負する民族だった。
流動的な環境よりも、ある程度の安定した環境で力を発揮する。
攻め奪るよりも、守り抜くことに主眼をおく。
日本人はやっぱり島国の民族だ。
大陸の民族のような、不毛なバトルは向いてない。
彼らのような強い自我は持ってないし、それほど強欲ではない。
そして日本は、世界で最後の国民国家だ。
今や世界各国が日本を狙っている。みんな日本が欲しくてたまらない。
TPPだってその現れじゃないか!!
そういう意味では、
グローバル化は日本史上、最大の危機だ。
かつての元寇よりも大きな事件だ。
現代の日本人は歴史の分岐点に立ち会っている。
みんな目の前の生活で精一杯だから、こういう意識を持っていないが、
人類は、今まで経験したことがない領域に入ろうとしている。
これは事実だ。
でも誰も答えがわからない。どうしていいかわからない。
誰もが混乱している。
だから動ける人から動いていこう。