川はただ流れている。 そこにはどんな目的も、どんな意志も、どんなゴールも、どんな失望もない。 ただ流れている。永続的なプロセスのみがある。 川は水ではない。それは“実体”ではない。 ただ“水が流れている”という“現象”なのである。 実体を持たないがゆ…

何かを成し遂げたければ、人は集中しなくてはならない。 だがその集中主義こそが、あなたの瞑想を妨げている。 瞑想は決して集中ではない。 集中とは強い達成志向であり、ゴール志向だ。 それはあなたを“今ここ”から遠ざけていく。 あなたから“今この瞬間”を…

かの高名な哲学者ルネ・デカルトは その著書『方法序論 (Discours de la méthode)』の中でこう記している。 「Je pense, donc je suis. ( 我思う、故に我あり。)」 この言説は非常に有名なものだ。 しかし、この「Je (我) 」がそもそも存在してなかったとし…

高価な商品は、稀少だからこそ高値で売れるのだ。 本質的な価値があるからではない！ 商品が素晴らしいからではない！ 経済は、需要と供給の駆け引きによって支配されている。

人間そのものは悪ではない。 だけど人間が存在する限り、悪も絶対に無くならない。

こちら側に戦意がなくても、 向こう側がやる気満々だったら戦うしかない。 他人を支配したがる人間がいる限り、 争乱は決して無くならない。

言葉や文化は、 その地域その地域の世界観＆宗教観によって形成される。 だからグローバル化が進行するに連れて、 世界中の国々の言葉と文化が破壊されていく。 現代の「グローバリズム」とは、 近代の「帝国主義」と全く同じだ。 軍事的な支配ができなけれ…

専業の時代は終わった。 これからは複業の時代だ。 とにかく能力をドンドン搭載していかないと。

高い知性を持つ者は、 特定の何かを信じ込む必要がない。 理解力と判断力があれば、盲目的な態度は生まれないはずだ。

かつてクリシュナムルティは言った。 「瞑想とは、不断の開示である」と。 あなたは世界に対して開かなければならない。 自分で作り上げた壁を崩し、世界との分離を終わらせなければならない。

人間だけが自然に逆らっている。 人間だけが今を生きていない。

意識的な人間は、決まって反逆的な性質を持つ。 これは必然だ。

世界はあまりに豊かで、あまりに美しい。 人はその誘惑に克てない。 人の心には、「美」に対する先天的な憧憬があるからだ。

自我は固体だ。 自我を持つ限り、人は他者と衝突する運命にある。 争乱は避けられない。 相手を破壊するか、或いは自分が破壊されるか。そのどちらかだ。 それでは人生はあまりに不毛だ。 だから液体になりなさい。水のように生きなさい。

失敗はあっていい。 それはチャレンジした証拠だから。 「成功も失敗もしてない」が一番ダメ。 何にもしてないってことだから！！

閉じれば閉じるほど、人はますます不幸になる。 しかし、開いているためには「自分」を捨てなければならない。 これが難しい。

世界はいつだって開いている。 全ての存在に対して、分け隔てなく訪れている。 あなたのハートの扉をノックしている。 「共に分かち合おうよ」と。 世界はあまりに豊かだ。 生命力に溢れ、すべてが生き生きとしている。 世界はあまりに美しい。 最も美しい美…

開いている者は、世界とその豊饒を分かち合う。 閉じている者は、ますます貧相になっていく。

音も光も幸福も、まるで「波」のようなものだ。 それは次々と波及していく。伝導していく。分かち合われていく。 拒絶する方が難しい。 気付かないように、背を向けている方が困難なのだ。 不思議なことに、人は自ら幸福を拒絶している。 自ら不幸せを選択し…