2018-07-01 ■ ひとりごと 音楽や舞踊は本来、宗教性の探求のために利用されたものだ。 歌い手が歌の中に消え、踊り手が踊りの中へ消える。 そのとき人は無所有・無自己の状態にある。 全体性の中に完全へ溶けている。 一部の宗教的な修業だったものが、やがて大衆文化へと変わっていった。 その崇高さは忘れ去られていった。