家相の基本原則
①~影響の及び方~
敷地、建物の吉凶相は、それがある方位によってその影響を受ける人が決まる。
つまり、
東方位なら、長男・跡取り・三碧年生まれの人
東南方位なら、長女・主婦・四緑年生まれの人
南方位なら、次女・中年女・九紫年生まれの人
南西方位なら、母・親戚・二黒年生まれの人
西方位なら、末娘・恋人・七赤年生まれの人
西北方位なら、父・責任者・六白年生まれの人
北方位なら、次男・中年男・一白年生まれの人
北東方位なら、末息子・養子・八白年生まれの人
②~張り欠けの影響~
敷地、建物の張り欠けは、そこの住人に影響を与える。
張り(凸)は吉相であり、
心身調和・活動力旺盛・家族の団結・
過剰な張りは逆に凶相で、
欠け(凹)は凶相であり、
心身の不調や病気、
肯定的な気持ちを抱けなくなるので一
※ちなみに北東方位の張り欠けは養子相、
この二方位に関しては張りも欠けも凶相とされる。
③~良相の条件~
東南〜南西の方角に障害物がなく、
西〜北の方角に障害物があり、西陽と北風を遮ってくれる。
敷地に適度な傾斜があって敷地内の水はけが良い。
玄関と廊下の広さ、天井の高さは家運を表す。
水回りは西〜北にまとめ、
寝室や居間を東〜
サッシと窓が二つ以上あって、開ければ風がちゃんと通る。
押入れや収納スペースが充実していて部屋がスッキリしている。
④~敷地、建物の形に関する凶相~
三角形、菱形の形をした敷地、建物には絶対に住まないこと。
特に角度が鋭い方位ほど凶作用も強烈!!
コの字形やLの字形など歪な形の敷地、建物も避けた方がいい。
⑤~水気に関する凶相~
川や池、湖沼、湿地、海の付近には絶対に住まないこと。
建物の水回りの湿気にさえ私たちは苦戦を強いられるのに、
また建物の中央部に水回り(トイレ・風呂・台所・洗濯機)
よほど通気性が高くないと、確実に
まさに百害あって一利なし。
カビ・ダニ・ノミ・害虫・腐朽などの被害は勿論のこと、
⑥~道路に関する凶相~
交通量の多い道路や高速道路の近くには住まない方が良い。
利便性や孤独を感じにくい点は良いかもしれないが、
事故・犯罪・
道路の突き当たりにある場所や、
また四方を道路に囲まれた場所を孤独相といい、
⑦~建築に関する凶相~
本来ならば二軒別々に建てるべきものなのに、
また平家を二階建てに増築することを御神楽普請といい、
増築や改築をすると実際に建物が脆くなるので、
⑧~階層と部屋数に関する凶相~
マンションやアパートに入居する場合、
また部屋数の多い大邸宅やマンション、ホテルも孤独相である。
⑨~庭に関する凶相~
北側にある庭を坪庭といい、南側にある庭を平庭という。
背の高い樹木や大きな置き物などは坪庭に配置し、
また庭に飛石を沢山置いたり、石灯篭を置くのも避ける。
軽い気持ちで庭に岩石を置いたり、
⑩~置物に関する凶相~
敷地内、建物内に人や動植物を象ったものは置かない方がいい。
標本や剝製、彫刻、
植物の手入れを怠ると、
ちゃんと対処してあげれば大丈夫。