人生とは『慣れ』である。 それは決して『考え』ではない。 慣れることによって人生は開放的、流動的になり、 あなたは『幸せ』になる。 考えることによって人生は閉鎖的、固定的になり、 あなたは『惨め』になる。 『流れ』に従えば、それはあなたを『未来…

安心安全こそ、最も危険である。 それはあなたを油断させ、あなたを骨抜きにしてしまうからだ。

師匠(teacher)、長老(master)は人に教える存在だ。 士官(officer)、将官(leader)は人を率いる存在だ。

金を持つがゆえに、虚ろになる。 権を持つがゆえに、孤りになる。 位を持つがゆえに、惨めになる。 何故なら、上には上が居るからだ。

標的は全体の30%に絞るべし。 決して全部を取りに行ってはいけない。 あなたを相性が合う人は、 全体の30%しか居ないのだからね。

入口を増やし、出口を減らす。 これが基本だ。

相手に応えることができる人は、相手に合わせる必要がない。 応えてあげれば、相手があなたに合わせてくれるようになるからだ。

理性の人には学で応えよ、 感性の人には芸で応えよ、 知性の人には禅で応えよ。 これが正しい形式である。

相手の頭の良さを知りたければ、会話してみることだ。 知能の高さは、言葉(口)に表れるからだ。 相手の腕の良さを知りたければ、手際を見てみることだ。 技能の高さは、行為(手)に表れるからだ。

欲望は、あなたが満たされていないがゆえに起こるもの。 『信愛』が無いがゆえに、欲望という代替が必要なのだ。

信頼があれば、そもそも法律は必要ないはずだ。 『法』の存在は、人々の間に『不信不忠』が蔓延っている証拠である。 『医者と弁護士が栄えている国の民は病んでいる』と言うが、 まさにその通りだ。

自己(自我)を所有すればするほど、他者との闘争を余儀無くされる。 信愛を欠けば、遅かれ早かれ、あなたはゲームオーバーだ。 人を信じることができない。 人を愛することができない。 これこそが本当の罪だ。

あなたの『苦しみ』は、世界の『苦しみ』だ。 あなたと同じ『苦しみ』を抱えている人は、世界中にいるのだからね。 あなたが救われれば、世界も救われる。 それを忘れないでね。

感官を静止させることができれば、 情と理の作用は停止する。

本当のあなたは、感覚そのものでは無い。 感覚から感情が生じ、感情から思考が生じる。 だから感覚を静止させ続けることができれば、 思考は段々と減少していくはずなのだ。 ただその無感覚状態に耐えられるかによるが...

誰もが孤独だ。 外側へと向かえば向かうほど、あなたはますます孤独になっていく。 自らの内側と繋がらなければならない。

自由に価値、意味が付加するのは、その『不自由』によってである。 つまり、人は不自由を感じるがゆえに 自由に価値がある、また意味があると錯覚して憧れるのである。 『自由』というものに価値と意味を付けたのは、 我々人間の方なのである。