チャンスはいくらでもある。 問題は、チャンスをチャンスだと認識できないことだ。 実はチャンスはちゃんと訪れている。誰にも等しくね。 日本マクドナルドの創業者、藤田田は言う。 『凡眼には好機が見えず』と。

社会が効率と安全ばかりを追求し過ぎると、 人間は大事なもの、本質的なものを失うことになる。

人生には、ハプニングやトラブルというイベントが必要だ。 それは神から人間への贈物だ。 『人間たちが人生に飽きてしまわぬように』という神の配慮だ。 回り道を愛せる人間を、神は決して見捨てない。

組織は論理を好み、個人は行動を好む。 論理を信仰すれば、行動できなくなる。 行動的であれば、論理を信仰できない。

『後先考えずに行動する』という言葉は、 もっと肯定的に使われるべきだ。 そもそも、行動というものはそうでしかないからだ。

論理は群衆だ。 それは常に群れている。 論理には必ず前後関係、つまり後先があって保障されている。 しかし、行動は突然変異的である。 論理を超えた世界は、 絶え間ない行動によって発見される。 理屈より、行動を信ぜよ。

行動性は開放的だが、論理性は閉鎖的だ。 だから行動的であれ。 決して論理的であり過ぎるな。 論理は牢獄だ。 理屈はあなたを閉じ込めてしまう。

決断は速く、行動は早くが吉。 速く決断すれば、迷わずに済む。 決断しない者は、迷うハメになる。 早く行動すれば、悩まずに済む。 行動しない者は、悩むハメになる。

『迷いのせいで、決断できない』なんて寝言だ。 自分の決断力の無さを、迷いのせいにしてはいけない。 実際は『決断しないから、迷ってしまう』が本当だ。 『悩みのせいで、行動できない』なんて寝言だ。 行動力の無さを、悩みのせいにしてはいけない。 実際…

目的があって始めて、知恵は湧く。 知恵無きを嘆くよりまず、目的無きを嘆くべし。

西洋ではユダヤ人・アラブ人が、東洋では印僑・華僑が 商売上手として知られている。 西洋人は法律・論理を重んじ、東洋人は友情・面子を重んじる。