あらゆる芸術・芸能は本来、 宗教の儀式として行われていた。 それが一般社会へと伝わり、 人々の文化・娯楽となったのだ。 宗教は、芸術・芸能の故郷なのである。

開き直れる人は幸せだ。

愛は信頼だ。 それは決して計算ではない。 信頼と計算はまさに正反対だ。 そして、宗教は政治ではない。 宗教は信頼の頂点、政治は計算の頂点。 人類の歴史上、 宗教は常に政治利用されてきた。 多くの真剣な探求者たちが、 悪徳な支配者によって食い物にさ…

人は信頼によって沈黙を得る。 沈黙とは、無音のことではない。 信頼は枯れたハートを潤していく。 真の沈黙は、ハートが満たされた結果に起こるもの。 信頼ある場所にこそ、瞑想の花が咲く。

神は考えるものではない。感じるものだ。 だから古の賢者たちは伝えてきた。 「神は万物万象の中に内在する。 あなたが神を探しているように、 神もあなたのことを探している。」と。

宗教とは知的なものではなく、 情緒的なものである。 それはマインド(理屈)ではなく、 ハート(感情)に働きかけるものだ。 宗教のテーマとは、 如何にして人間のハートを豊かにするかだ。 マインドは満たされ得ないが、ハートは満たされ得る。

男性にとって孤独は勝利。 女性にとって孤独は敗北。 ゆえに男性は瞑想的、女性は文化的。

インターネットは、 逆に人を混乱させている。 ITのせいで、 人は膨大な情報量に曝されるようになった。

夫は樹、妻は蔦。 それが自然界の夫婦の形。

「失敗するな！」は、 「成功するな！」と全く同じ。 失敗を避けているようでは、 決して成功しない。

先のことなんて考えずに、 行き当たりばったりで生きていく。 これが人間本来の、自然な生き方だ。 礼儀正しく、慎重に生きるのも一つだが、 それではヒットしない。それでは売れない。 真面目が一番面白くない。

誰もが、自分自身へのイメージを抱いている。 そのイメージが正確かどうか、確かめる術はない。 人間の苦しみの原因は、 そのセルフイメージ(自分像)なのだ。

人間は自由を持て余している。

生きている間にできることは、 もう生まれる前から決まっている。 一生涯でやれることなどたかが知れている。 だからこそ迷うな！ 迷っている時間こそ、最大の無駄だ！

習うことは、模倣だ。 それは師匠(モデル)のコピーになることだ。 つまり、師匠(モデル)が必要となる。 学ぶことは、発見だ。 それはコピーではなく、オリジナルになることだ。 師匠(モデル)は必要ない。見出す想像力が必要だ。 これからの時代は、 「習い」…

芸術は結果である。 それは決して目標ではない。

今の５０代の人々がまだ若かった頃、 日本人と日本社会は今よりもずっと 素朴でナチュラルな性質だった。 昔の写真を見ていると、そう感じる。

考えは言葉となり、 思いは行動となる。 ゆえに考えは表面的であり、 思いは深層的である。 考えを変えても無駄だ。 思いを変えなければ。

生とは、時間と共に進むことだ。 決して時間に逆らって生きることではない。 前向きであれ、肯定的であれ。

男の世界はモノクロ。 男の心は、女性に比べて貧しい。

女性は男性よりも、 ずっと感覚的な世界を生きている。 女性たちが生きている世界観は、 男性のそれよりもずっと鮮やかなのだ。

ハートが豊かであれば、 たとえ風が吹こうが、雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、 決して倒れることはない。 土台さえしっかりしていれば、何とかなるものだ。 しかしハートが貧しければ、 どれだけ頑張ろうと、結局は倒れてしまう。

信頼は泉だ。 枯れ果て、閉じてしまったハートを潤す泉だ。 信頼が無ければ、人は発達障害に陥る。

信頼のない社会になれば、 愛のない家庭が増えていく。 そうやって会社も家庭も崩壊していく。 人が病むのは、その社会が病んでいるからだ。

働くことが、 稼ぐことになったらオワリ。 その事業活動はやがて継続できなくなる。

関係性は、 繋がるまでは大変なのに、 切れるときは簡単に切れる。

男性は男性のモノサシで測り、 女性は女性のモノサシで測る。 だから両者が分かり合うことはない。 男女間のトラブルは必然なのだ。

本物は常に少数派。 だからこちらから探しに行かねばならない。 見つけるまでに多くの障壁・困難を伴うが、 本物はちゃんと存在している。 まさにオアシスの如く。

見かけの「本物」は抽象論の中にあり、 本当の「本物」は具体論の中にこそある。 抽象論は見掛け倒し。 そこで立ち止まってはいけない。

人間と関わるときは、 「人間とは、性格が悪い生き物だ」 ということを忘れずに。 無用な期待はしちゃいけない。