スーフィーの旋回舞踊
その聖者ジェラルディン・ルーミーが作った技法である。
彼は光明を得たマスターであり、また美しい詩を作る詩人でもあった。
このワークは手軽にトランス状態に入れる技法であり、
小さい子供であっても簡単にできるものだ。
今ではこの旋回舞踊は無形文化遺産となっており、
トルコのメヴレヴィー教団の旋回舞踊はルーミーの命日に舞台で披露される。
旋回舞踊は祈りである。神との合一を願って、彼らはひたすら回り続ける。
〜旋回舞踊のやり方〜
このワークは、基本的には合計で1時間20分かけて行う。
前半の1時間はずっと旋回、後半の20分間はずっと休息。
周囲に障害物がない、開けた場所を選んで行う。
胃の中に食べ物がない状態で行うのが望ましい。
人によっては強烈な吐き気に襲われるので要注意。
では、具体的な方法を説明する。
このセラピーは、目を開けて立ったままの状態で行う。
右手の平を上に向け、左手の平は下へ向け、
その状態で反時計回りに旋回していく。
転んでもまた起き上がって再開する。
慣れてきたら回転速度を上げていく。
ひたすらこの繰り返しを行なっていく。