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欧米人はその長い歴史の中で、何十何百という国と民族を滅ぼしてきた。
冷静に歴史を見直してみると、こんな信じられない事実に気が付く。
彼らは尚武の民族だ。
ゲルマン民族は本来、傭兵業で生計を立てていた。
戦争こそが彼らの商売であり、文化であり、伝統だった。
「死の商人」などという存在は東洋ではあまり馴染みがない。
西洋人らしい発想だ。
敵が勝とうが味方が勝とうが関係ない。
自分さえ潤えば問題ない、と。
近代・現代の世界は、西洋文明の影響を色濃く受けている。
白人以外の人種は、白人に対するコンプレックスがある。
西洋文明はその精神性・文化性の高さによって世界を変えたのではない。
その類いまれな「軍事力と経済力」によって世界中を席巻したのだ。
そして、
彼らは自分たちの文化さえコストカットした!!
その証拠に、彼らには文化らしい文化がもう残っていない。
彼らは勝つために何でもやった。文字通り全てを犠牲にした。
ある意味では彼らは偉い。その徹底した姿勢は賞賛に値する。
西洋の中の比較的後進な国には僅かながら文化性が残っているが、
じきに消滅するだろう。それは時間の問題だ。